ペニンシュラ型

~私とあなたの不可避な壁~

亡念のザムド各話を勝手に解説していくシリーズ 第1話

配信にて全話視聴済みのrivfiがネタバレにならない程度に、テレビ放映された回の分かりにくいところ、今後に備えてちょっと大事なところなどを書いていくコーナーです。あくまで私の勝手な解釈なので間違ってたらごめんなさい。


各地域テレビ放送が終わった水曜のこのくらいの時間に毎週挙げたいなと思っています。
一時期、自分でも自覚症状があるくらいうざったらしくザムドを連呼してたのですが、まだまだその症状は続きそう。


さて、公式HPは以前にも言ったとおり、ネタバレがひどいので『亡念のザムド』に興味はあるけど、あんまりHPを見たくない人もいるでしょう。
そんな人は配信前に作られてた旧サイトの残骸がまだ残ってたりするので↓をどうぞ。


ちなみに上のサイトがおおっぴらに公開中だった頃のタイトルロゴが久々にCMで出てきて「うおっ!」と思ったのは秘密だ。*1
では次から本題。

上の記事で書いたくらいの知識はあるということで書いていきます。


〜色々と解説〜

  1.何が起きたかよぉわからんですたい。
もっともだ。フルイチが「北政府の仕業に決まってるだろ。」という台詞を言ってるので余計に誤解しやすい。
冒頭で出てきた白髪集団の女の子が爆破テロったことから分かるように、あのバス爆発はルイコン教団の仕業です。
ちなみに冒頭といえば、青髪の女船長さんが読んでた詩は茨木のり子さんの「魂」という実際にある詩です。
南自由圏側である尖端島が攻撃されたのだから北政府からの攻撃だ、とフルイチが考えたのはしごく当然であるけれど、実際の北政府の攻撃は一話ラストの何かを落下させようとしているところから。
冒頭で白髪少女が飲み込んだ黄色いの(ヒルコ)を散らせ、人に植え付けることでザムドが生まれます。
ですので、あの美少女バス爆破テロ事件はザムドを生み出すためのもの。


  2.で、ザムドってなんだ。
まだ一話しか見てないのにそれを聞きますか。ひみつ。
ただ、アキユキが今回のようにフルザムド化することは実際ほとんどないのでそっち方面の転回をあんまり期待するのはダメよ。*2
だから、ザムドはアンチ“ヒーロー物”作品と言った。


  3.前半の飛行艇の人達は何?
偽装郵便船ザンバニ号の人達。偽装郵便船という響きだけでワクワクするのは私だけではあるまい。
船長の伊舟さんが北政府から身を隠すための偽装舟。偽装とはいえお手紙運びの仕事はちゃんとやります。
アキユキは今後この人たちの厄介になることに。


  4.アキユキ最初何やってたの?
アキユキの両親、リュウゾウとフサは現在別居中。夫婦の交流は今のところフサがリュウゾウに作る弁当のみ。
フサさん、弁当は作るくせにリュウゾウに会いたくないので通学前にアキユキが毎度持って行ってたみたい。
そう、フサさんはツンd(ry
三っ軒っとなりのっ植木屋さんっ


あんまりグダグダ言うのは面白くないのでこのへんで。


〜チェックポイント〜

箇条書きで今後気にしてみてると面白いところを挙げてみます。


  1.「それでも人は己に言い続けなければならない、考えろと。」
あんだけ大袈裟にやってれば分かると思いますが、この作品のテーマ。
というか考えずにこの作品理解するのは難しいですよね。


  2.「このご時世に色恋沙汰とは不謹慎でありまするぞ。」とかチョココルネとかハヤシのラムネとかの台詞。
後でも出てきますが、その時々によって尖端島メンバーの心象が違うのでチェック。
台詞、演出の繰り返しは本当にこの作品では多い。


  3.リュウゾウの診療所に来てたリュウマチのおばあちゃん
正式には笹村のおばあちゃん。この作品一番の萌えキャラ。見てれば分かる。


  4.リュウゾウのパンツをばっちそうにさわる、などといった無駄に生活感のある描写。
この作品の見どころの一つ。無駄な所に凝る。生活感がある。今後もたくさん出てきます。
一話だと他には、ザンバニ号の船員の兄ちゃん(アクシバ)が寝てるとこにグラビアポスター大量に貼ってあるとか、アキユキを探すフサがトイレを一応見るとか。


  5.アキユキがザムドに変化した時の挿入歌
神曲。個人的に私が好きなだけなんですがね。この一曲のためだけにでもサントラが欲しい。
この曲は全話通しても数回しかかからないんですが、いずれもアキユキが岐路に立った時とか何かの境界にいる時に使われている気が。


こんな感じでひとまず。
なんか探り探りなんですが、どうでしょう。頑張って毎週続けたい。


2話分も書きました。

*1:現在主に使われてるタイトルロゴは歯車みたいなやつね。

*2:だからある意味、OP詐欺だと思うの。