ペニンシュラ型

~私とあなたの不可避な壁~

ちょっと恋愛模様はお休み気味のよう


こうてきた。本屋の森のあかり新刊。
まぁよくあるタイプの、なにかある物語(今回だとグレートギャツビーとか夢十夜とか)のストーリーやエピソードになぞらえて、お話がすすむタイプのマンガ。
でも普通そういうタイプのマンガだと毎回のゲストキャラで話しをまわして、本屋サイドというか主人公サイドのキャラクターは既に成長を終えた完成された人物みたいな扱いで描かれることが多いのだけど、この作品は毎回のゲストキャラのお話の軸とは別に、主人公と副店長他の周りの人間関係が変化する話の軸があるから面白い。


ただ、そういった意味だと今回の4巻は主人公達の動きとか恋愛面でのお話がほとんどなかったのでちょっと残念かも。
ただ、一話一話やっぱり良く考えられているし、この手の話にありがちな説教臭さみたいなのもほとんどないのでやっぱり良作。
副店長への掘り下げが今後もっと出てくるだろうことが予想されるので今後に期待。作者コメでも人間関係動かすって言ってたし。


三巻がべらぼうに良かった。