ペニンシュラ型

~私とあなたの不可避な壁~

ガリレオ見たよ。


久々にテレビずっと見てんなぁ。


マンガとか小説とかを日本でドラマ化する時はなんでか恋愛要素的なものを入れなければ気がすまないようで、『ガリレオ』もその例にもれず原作にいない女刑事がドラマでは登場することになってるんですが。*1


ガリレオ』でそれが成功だったのか失敗だったのかは、さておき世の中には絶対に登場人物の間に恋愛要素を持ち込んだらいけない作品というのがありまして。
良い例が思いつかないんだけど『TRICK』の山田と上田はそのギリギリのライン上にいた気がする。
で、自分は『ガリレオ』も恋愛要素入れたらダメな作品の一つだと思ってるんだけど、なんか映画のCM見てたら、そのライン超えてそうで不安です。まぁ劇場では見ないけど……


あと、『ガリレオ』っていう物語は、時々

  • 天才(才能)>>>>>越えられない壁>>>(ものすごい)努力

っていう構図を描いてるトコロがあって今っぽいのかな、と思ったりする。


多分、そういう側面に原作者は気付いてて、この構図を覆せない悲哀みたいなのを作中に残してるんだけど、湯川、つまり天才側の人間がそのむなしさを感じるようにしてるのが新しい。
 

*1:私は原作読んでないので細かいトコは知りません。