今月号面白い！！　ジャンプスクエア2009年3月号感想

遂に武井先生の新連載が始まり、各作品とも新展開からのアクセスがかかってきて非常に盛り上がっております。創刊から買ってきてて良かったです。
次号からのテニプリ新連載もジャンプシステム恒例の世界編だそうで、これはすごい。定期購読とかやってくれればいいのに。

『機巧童子ULTIMO』…相変わらず素敵なハッタリ全開で素晴らしい。前回のSQⅡでの読み切りとの関連性はまだ分かんないけど面白いぞ。
今回なんかは特に『仏ゾーン』『シャーマンキング』初期で培った戦国和風サムライ描写*1と『マンキン』後期から『ユンボル』にかけて使われたメカ描写が上手く組み合わされてて、見てるだけで面白い。
急に大和がフォーリンラブなキャラクターになったのはちょっと違和感だけど武井先生の作品にはよくあることだから気にするな。
読切の時と比べてアメコミっぽい描写、擬音とかは減ったけど、読みやすくなったのは確か。というかどこまでスタン・リーの手が入ってるか分からんしこれでいいのかとも思う。
ウルティモを可愛くしたのは正解。アイギス（ペルソナ３）に続け。
これは確実に看板作品になる！！*2

『コミックグランプリ』…佳作のクマの作品読みたい！！面白そう！！

『貧乏神が！』『アイレボ』…たまたまビフォーアフターな展開が被った二作品ですが、よくよく考えたらそれぞれのキャラクターのバックグラウンドも似てるわけですな。貧乏神の方は言ってみれば少年マンガのテンプレ展開でアイレボの方はまだどう転ぶかわかんないとしても、少女マンガ的テンプレ展開？
そう考えると神尾先生もいることもあり、いろんな方向にアプローチできてる雑誌ですね、スクエアって。

『ロザリオとバンパイア』…微妙に絵柄が変わってきてる気がする？
一話完結でメリハリをつけるってのが綺麗に出来てると思う。読みやすい。

『ギャグ漫画日和』…ピュアな心でしか動かせないロボットって発想で一本描いてしまうのか。
人がゴミのようだ。って台詞があってびっくりしたんだけど、これはご存じの様にパロの方のラピュタな人の名台詞ですが、こういうマンガにパロディとかギャグじゃなくてそういうシーンでの定番台詞としてのれるくらい認知度が高くなったのだろうか。

『かおすキッチン』…想定してる読者層がプ○キュアと一緒ってあれか。低学年女子的な意味か、それとも大きなお友達的な意味か。
というか全部それこそ劇中の様に言ったもん勝ちの作品だからなこれ。

『血界戦線』…頼むからこのまま連載してほしい。アンケ出そう。

『屍鬼』…それこそ完全に高度なフジリュー流のギャグになってるよな、この作品。なんだそのシマシマがらの服。

『幻覚ピカソ』…屍鬼もそうだけどジャンプコミックらしからぬ装丁をしてくるよな、スクエアは。良い表紙だと思う。
初の続き中編。そしてアレなカップル再登場。そして今回の内容も妙に生生しい。
今回、古屋先生は作品内作品と更にその作品内作品の二次創作（こっちはアシスタントの人かもしれないけど）をそれぞれ違う絵柄で描くという荒業をやってのけてらっしゃる。すごい。
そしてますます扱いがひどくなる主人公。

『エンバーミング』…タイガーリリィにも表情が出てきてキャラが分かってきた。あると思ってたけど二体フランケン共闘。これは盛り上がる展開。
マイクロフト兄さんは2人が人造人間だと気付いてそうですが（だってチートキャラじゃないか！！）どう話に絡んでくるのか。
シルエット出た時からそれっぽいな、とは思ってたのですがリッパーホッパーはるろ剣の八ツ目無名異のリボーンと考えていいのかな？これは期待。*3
前の号では気付かなかったけど、タイガーリリィが付けてるピンとかブリッツ=ブルーダーのロゴの死のマークがジョン・ドゥの読み切りの時の伯爵が帽子に付けてたマークと一緒なのですが何か関係あり？
百鬼夜行の蝶整体ホムンクルスもでたことだし、日本に興味のあったヤングドクトルバタフライとか出てこないかしら。
関係ない話ですが、確かにファンとしてはもううすうすというか、実際暗黙の了解があったわけだけど新條まゆ先生、あんな直接的に奥さんって書いちゃって大丈夫なのかしら。
追記：とか言ってたら各ニュースサイトに捕捉されておった。つい最近某ブログ、BBS開いたばっかりなのに大丈夫なのかしら。一応本人は明言避けてるみたいだし、こういう場合そうだったんですか！？的なコメントをされても困ることはあるだろうしな。