ペニンシュラ型

~私とあなたの不可避な壁~

本格的におまつりがはじまるね、とりあえず屋台や神輿の骨組みを立てるよ 『京騒戯画』


という訳でいつのまにかアニメ放送が始まってました!!
関東ではもう二話が放送されたそうです!!二話web配信ももうすぐだよ!!そしてこのダイアリも更新されずに10か月くらい経ってました!!わたしはだめなやつだ!!


最初の25分の新作が作られた時の京都でのイベント上映にも行ったりしましたし、(感想は書かなかったけど)ネットでの連作が配信された時もすごく楽しく見させてもらったので今回のTVアニメ化はすごく嬉しいです。
正直なことをいうとウチはBSが映らないので関西での放送がないのが残念なんですが、公式で配信してくれることが決まってほっとしました。
長らく文章を書いていないのでリハビリがてらマイペースに各話について何か書ければ良いな、と思います。


京都でのイベント上映の時の感想はこちら↓

今見るとえらい的外れなこと書いてたりもして恥ずかしいのですが。


さて、初回放送分であった第0話予習編はこのイベントの時に上映されたものをベースにBGMや新規作画台詞変更も含めてカット、編集されていたものでした。
というわけで9割以上は同じものでしたが、何をやってるかがすごく分かりやすくなっていたかと思います。
一連のweb配信エピソードでの背景の理解、あるいは約二年で私の理解力(笑)がちっとは向上したというのもあるのでしょうが、それにしても分かりやすい。
上のエントリで

このキャラクターは一体どうしてそんな行動をとったのかっていうのが全然言葉として説明されていない

と書いていますが見せ方を変えるだけでこんなに分かりやすくなるのかというのにびっくりしました。
これは見比べて違いを確認したいところ。
一応上映会版は今回のTV版のディスク0巻に収録される予定の様ですが、実はバンプレストのプライズとしてDVD(ぬいぐるみのおまけという扱い)が既に世に出てたりしています。手に入れとけばよかった。そういえばなければ作れば、のところのバンプレロゴも変更になっていましたね。


ニコニコでの0話配信ページの紹介文が上手く内容を説明してるんですが、これ読まなくてもそれだけでだいぶ理解できるようになっていると思います。
というかせっかくこういう凝った趣向なんだから説明は無粋な気さえしちゃうなー。
個人的にはこの0話は「予習編」ではなく「回答編」だったのではないかと思います。あるいはちょ〜短編版とか。
似たようなことを『真マジンガー 衝撃! Z編』などがやっていましたけどそんな感じでしょうか。
この作品の面白いところは公式サイトで既に全話のサブタイが公開されてるところなんですがそれ見る限り、この予習編の内容+配信での5エピソードを広げてテレビの10話分にするつもりの様です。
そうつまり、先行上映会の際の松本監督の開口一番のコメント「やっぱ尺が足んねぇな」という不満を解消させる機会が来たのです。
1クールで尺が足りると監督が思ってらっしゃるかは謎ですが笑


という訳で元々京騒戯画の新たな展開を楽しみにしていた自分としては来るべき時が来たか、という感じですごく楽しい状況です。
いわゆる物語の基本形として主人公(ヒーロー)の元に女の子が空から降ってくるというものがありますが、(ちなみに私は一話で急に女の子がやってきて自爆テロする作品が好きです)この作品は多分それだけどそれじゃないんですね。
上のエントリには書かなったことですがイベントの際に監督がおっしゃっていたことがあります*1
「私にとって釘宮さんの声はヒーローの声なんです」
初報の5分PVでも今回の予習編でもそして今後のテレビ放送においてもコトは空から降りてきて登場するのでしょう。
空から降ってきたヒーローが主役ではあるんでしょうけど、おそらくこの作品においてはそれだけじゃないのでしょう。ヒーローがやってきてそれに鏡都のみんなが付き合って振り回されて変えられてそんなおまつり騒ぎを繰り広げてそしてヒーローは帰っていく、そんなおはなしになるのだろうと思っています。
松本監督の前作、『花の都〜』でもありましたが、どんちゃん騒ぎをしてそして「Au revoir」なお話になるんだろうな、と。
そんなまんが祭りを自分もしっかり楽しませて頂こうと思います、はい。

*1:同様の内容を今回のテレビ版が始まるにあたってのインタビューなどで各種媒体でコメントしているのでご覧になった方もいるでしょう