ペニンシュラ型

~私とあなたの不可避な壁~

今後はイメージボード商法が流行ればいいのに


グレンラガンのイメージボード買ってきた。
画集だとか、絵コンテ集みたいな本はたまにあるけど、イメージボードをまとめて出版するってのは珍しいと思う。もっと他の作品でもやればいいのに。
そもそも、私はどこまでのことをクリエイターさん側が考えて作ってらっしゃるのか、ということをすごく知りたいときっていうのがあって、それに応えてくれる一番の方法がこういうのとか、絵コンテだとかを見るということだと思う。
あぁ、この時点でそこまでかんがえてあったのか、と分かることがある。
あとイメージボードなのでキャラクターデザインの変遷もみられるところがいいですね。
なんといっても初期ヴィラルがさわやかイケメンすぎた。ロージェノムの髭がなくて悟ったお坊様みたいになってるのも面白い。


ヴィラルといえば、多元宇宙でのヴィラルの夢に三枚もイメージつくってあることに感動したなぁ。
あぁここはやっぱり気合いを入れていたんだなぁというのがよく分かる。
ヴィラルの娘(メムスだとかメムとかっていう名前が付いてる裏設定があるのだけど)の驚愕の初期設定とかは色んな人に需要があるのではなかろうか。
あとジブリ飯だとかコナン(未来少年の方ね)とかっていう記述があるところもあって、このあたりの元ネタまで隠さず晒すってのはいかにもガイナックスっぽい。


グレンラガン好きな人は買っても損じゃないと思いますよ。満足。