ペニンシュラ型

~私とあなたの不可避な壁~

ジャンプスクエア2月号感想書くよ。


武井先生のピンナップが美麗すぎる件。
僕はこういうカラーの色柄が好きなんですよね。*1
あとおにゃのこかわいい。


というわけで、毎月恒例ジャンプスクエア感想。なんか今月はどの作品もテンション高かった気がする。
各作品ごと箇条書きな感じで。


『放課後ウインドオーケストラ』…なんというテンプレ展開。このあたり、なんかスポーツマンガの匂いを感じる。
そういえば、高校時代の吹奏楽部にいた友人が「あれは文化部じゃないよ、れっきとした運動部だよ。下手したら体育会系。」と言ってたなぁ。
で、こっからどうもってくか。普通のスポーツマンガならここで賢洋と試合してボロ負けすんだろうけど、試合とかできないジャンルだしな。どうすんだろ。


テガミバチ』…なんかクレイモアしかり、ロザリアしかり、月ジャンからの移動組がテコ入れっていうか方向転換しつつある流れにこの作品もいるのかな。
なんかあるだろうとずっとバレバレだった目ですが、やっとこさなにか語られるのか。


にゃにゃもきゃもがにゃげきわしい。さぁ三回言ってみよう!!


ロザリオとバンパイア』…作品の特徴上、男性キャラ(っていうか主人公のハズなんだが……)にスポットをあてるようになるとそのフォローとしてこういう方向にもっていくようになるのだろうか。
ムチで戦うっていうとどうも蔵馬が頭に浮かんでしょうがないのですが、私は間違ってないよね?


『アイレボ』…コーチが性別間違えたままってどこまでこれ引っ張るつもりなのだろうか。
コンクールに勘違いされたままエントリーされちゃって、いっそのこと男として振舞ってやっていくっていうノノノノとか少女少年的な的な展開になったりするかしら?
竹村先生がちゃんと男っぽい時の顔、女っぽい時の顔を意識して描き分けてるのが地味にスゴイ。


罪花罰』…既存キャラのインパクトがおかしすぎて、どんな新キャラが出てきてもくすんでしまうという例。
運命の赤いヘソの縄、だから胎内にお帰りなさいなって結構好きな表現です。


血界戦線』…短期集中連載の初回だから説明台詞が多いのはしょうがないとして、詰め込み過ぎで面白いです。
この何がでてくるかわかんないカオス感が面白い!!
これたぶん、ゴーグルのあんちゃんがミスリードで多分猿のほうだよね、召還ゲート。


放課後の王子様』…石田兄はイカン!!イカーン!!


『幻覚ピカソ』…くさって死にかけだよ!
とうとう主人公のアイデンティティが罵られるだけになった!!


エンバーミング』…キャラの造形が武装錬金ホムンクルスを受け継いでる感じでいいですね。ヒルというかミミズというか。
そしてよくわかんない剣型の注射器。なんというあふれる和月イズム。
ジョン・ドゥが全ての元凶という感じですが、読み切り版の設定そのままならジョン・ドゥは記憶失ってる訳なんだけど登場するのはいつになるのだろうか。
しかし、もう八体の内半分が明らかになっちゃったよ。面白い。
二巻早く出て欲しいな。


屍鬼』…『封神演義』はあの原作をもとにした壮大なギャグと言ってもいいと思うのですが、これも所々原作屍鬼の公式パロディな気がしてきた。(あくまでいい意味で)
さぁここからどこに行くのか。


ってな感じでどれもこれも急展開だったり、新キャラ投入だったりしてテンション高い中、一人布団に入る福満先生の妻。
そしていよいよ次号からは『機巧童子ULTIMO』開始!!
さて、そろそろ歴代スクエアを置く場所がなくなってきたわけだが……


 

*1:関係ないけども僕が久米田先生が好きな理由の一つにカラーの美しさとかがあります。今回のピンナップそれに似てる色みでした。