ペニンシュラ型

~私とあなたの不可避な壁~

ネタをネタとして以下略


最近、よくアンサイクロペディアを見てる。
元々がいわゆるネタページなので、ネタにするのはさておき、そこまで書くのは流石に失礼だろ、という項目もあったりするんだけど、これがまた結構な割合で秀逸な内容が書かれていたりする。


茶化してる中からそのものの本質が見えてくる、というような言い方はいくらなんでも過大評価しすぎだと思うけど、僕達が日頃分かった気になってるけど実は分からないものってのが以外とこういうところで出てくるのかもしれない。
個人的に最近気に入ったページを挙げときます。小難しいことに関する記事の方が面白かったりする。


うん、だいたいあってる。
私がいうのもなんだけど、この文章の大部分は哲学嗜んでる人が書いたんだと思う。


数学的帰納法自然数にしか使えないという条件を無視してるからこんなことになるのだけど、この適用例が秀逸。

 あなたはコーヒー1杯程度なら払ってもよいと思っている。また、さらにもう1杯程度を追加するくらいなら良いと思っている。故にあなたは、この数十万円の健康食品を買っても良いと思っている(あなたは納得できないかもしれないが、多くの人はこの証明に納得して、セールスマンから高い買い物をしている)。

いわゆる悪徳商法に引っかかる原因のひとつにはこういう、わからないことを分かったと思いこむこと(もしくはそう思い込ませられること)にあるんだろうな。


そして、このエントリを書こうと思ったきっかけの記事がコレ↓


この詩、僕は好きなのだが、内容が内容なのであまり詳しく言及、解説されているのをほとんど見たことがない。
ネタに走ってるとはいえ、自分の好きなものが評価されてる(のか?)のは嬉しい。


ほかにも色々、面白い記事はあるので、探してください。
ニヒリズムの項目の内容は大正解です。