ペニンシュラ型

~私とあなたの不可避な壁~

オタクの会話

らき☆すたに学ぶコミュニケーション - notable or ordinary
 

これを読んでちょっと思ったんだけど、なんでいわゆるオタクの人は周りから見てオタクっぽい会話というか台詞で話してしまうんだろうね。
 
ワイドショーとかそういうののインタビューに出てる人たちがいかにもな感じの喋り方をしてるのは、たぶんマスコミさん達の恣意が少なからずあるハズなのでしょうがない。(ぇ
でも、それにしたって自分も含め、コミケ会場とかとらとかメイトとか色々で見かける人でもそんな感じの喋り方をする人は多い気がする。
 
上の記事でも挙げられてるけど、オタクっぽい話し方の最大の特徴はやっぱり、「聞いてもないのにオタク話題をふりまく」ってことなんだと思う。
これは言い換えれば、なんでも自分の興味のある領域の話に持っていって、自分の(その狭い領域における)知識が相手より優位にあるってこと、もしくは共有できるものだよってことを示したい、って表れなんじゃないかなぁ。
 
というのは、なんでみんながオタクになるかその出発点は何かというと、やっぱり自分の好きなものについてたくさん色んな事が知りたいっていう思いなんじゃないかなと僕はおもうわけで。
この考えにのっとると、自分の好きなものに関する知識が、オタクのモチベーションの源だったり活動原理ってことになる。
そうすると、自分にとってある意味一番大切な知識ってものが高い次元にあるよってことが示したくなるんじゃなかろうか。それが喋り方にもちょっとした形で現れる。
もしくは、これは私の好きなセリフでこの日記でもこれから度々書くと思うんだけど、「だいたい笑いなんて狭けりゃ狭いほど、わかる人間には面白いんだよ!」の理屈をみんなが無意識の内に理解してるから、その“分かる人にしか分からない面白さ”を共通しようとしてオタクっぽいことを話してしまうんでないだろうか。
 
 
あと、ネタにマジレス、カコワルイですが、上の記事で言及されてるようなこなたの、相手の反応を求めない話し方っていうのも、突然そんなネタ呟きだすのはどう考えても一般の人からみたらオタクっぽくてウザいよね、同意を求めてくるよかマシなんだろうけど。
 
 
っていうのを、らきすたも全くみてないし、オタクというにもレベルが低すぎる、不肖な私が書いてみた。気付けば話し方ってよりも話の内容に論旨が傾いてるし……
そういえば漫画夜話とかにでてくる岡田さんとか夏目さんに代表されるようなレベルになると、意外に言ってることはオタクっぽいんだけど、オタクっぽい喋り方はしてないんだよね、それくらいまでいってやっとある種の境地まで達せてるということなのか。
 
 
 
……というかこのエントリが一番オタクっぽい。