ペニンシュラ型

~私とあなたの不可避な壁~

第三回 HUG Kyoto「はてなの新サービスに限定招待!ケータイを持って町家に集まろう!」に参加してきました。

このエントリーはあくまでid:rivfiの聞きかじりと解釈によってのみ書かれています。間違いなどありましたら、指摘していただけると幸いです。


というわけで、hatena Users Group Kyoto の集まりに参加させて頂いてきました。
当初はここまで、新サービスの内容を書くつもりはなかったのですが、あれがあれしてああなったので、会場にいなかった方のための新サービス導入的な意味合いも込められればいいな、と途中で路線変更しました。
読みづらくてすみません。


今回ははてなの新サービスが発表されるということもあり、注目度も高かったのではないでしょうか。
こんなことならもっと写真撮っておけばよかったです、はい……
なお、はてなハイクにて私はちょくちょく実況ポスト?もしておりました。


会場は、京都西陣町家スタジオでした。はてならしいというか京都らしいというか趣のある場所でありました。


まず最初に驚いたのが、自転車でこられている方が多かったこと。もちろん近藤社長も自転車で登場。
さすが、自転車部!!


会場では先日までブックマークなどでキャンペーンが行われていた、はてなパーカーはてなTシャツ(私も持ってる!!)はてなステッカーを販売していました。

せっかくなので私もステッカーを購入。これでネットブックをオサレに飾れるよ!!ビバ痛PC


会場は前述のように町家なのにも関わらず、そこははてなのテクノロジー?により無線LANが設置されており、PCやiPhoneを持ち込めばネットにすぐつながる環境になっていました。


さてはて、最初にid:gintacat氏によるHUG kyoutoの紹介、近藤社長の挨拶があり、乾杯したところでid:naoya氏による新サービスの紹介がスライドによって行われました。
新サービスの内容について、ちょっと当初のメールでの連絡と、会場内での説明が食い違って混乱しましたが、あとで近藤社長に直接お伺いしたところ、スクリーンショットを公開しなければ基本的に新サービスの内容は紹介しても構わないとのことなので、書くよ、ちょお書くよ!!
この一年強のはてなの活動を振り返り、その流れでなぜか始まるはてなハイクの説明。


そうです、もうみなさんお耳に入っているかと思いますが、新サービスははてなハイク2でした。これには会場にも笑いが漏れましたが、あくまで現段階での仮名だそう。
はてなハイク2(とはいえ、URLが違うくらいで公式サイト内での表記の違いがないのがちょっと分かりづらい)について詳しくは後で書きますが、このはてなハイク2を使って参加者でミニゲームをすることに。



そのゲームとは、45分間に招待メール(一人五通)を駆使して知人をハイク2に誘い、自分のチームのお題につぶやきをポストしてもらい、その総数を競うというもの。
一度招待してもらったユーザーなら五通まで招待メールを贈ることができますから、なるべく広めてもらえそうな知人をまず招待するのがコツ。それなんてネズミ講。というかはてなーにはこのゲーム、ハードル高すぎるんじゃないか。


一位と二位のチームにははてなノベルティグッズがおくられていました。
ここで驚いたのが参加者の方のtwitterへのポストによる情報の広がりの早さ。いんたーねっつ怖い。
更に驚いたのがゲームが始まってそれほど経たないうちにハイク2に登場したid:Hamachiya2 氏。
たぶんこの時が一番会場が湧いた瞬間だったんじゃなかろうか。
さっと登場し、あっという間にぺろぺろ発言し、即文字数制限を受け、その日の深夜には色々突破するとか、すごすぎる……


このゲームをしながらの会食だったのですが、はてなクッキーなどちょっとした工夫がありました。クッキーはかわいいだけでなく味も美味しかったですよ。


さて、ゲームも終了し、あとはユーザー、スタッフで歓談し、自由解散となりました。
気付けば、近藤社長と会話していたりでビックリ。(気付けばってどういうことだ。)
大変、素晴らしい時間を過ごさせていただきました。ありがとうございました。



新サービスについて

まずはてなハイクについて説明を簡単に。はてなの運営するミニブログサービスがはてなハイクです。ミニブログといえば最近流行しているtwitterや類似サービスではmixiが行っているmixiエコーなどといったものがありますが、はてなハイクには大きい特徴が二つあります。
一つはキーワードとよばれるお題があること。
キーワードに沿って投稿が出来るので、たとえば、会話の流れが読みやすい、であるとか、ユーザーが書き込んだ各々のキーワードから趣味が近しい人を探しやすいなどといったメリットがあります。
もうひとつの特徴はトップページがパブリックタイムラインと呼ばれる仕様になっていること。
パブリックタイムラインの仕様というのは、要するに新着書き込みが全て(キーワードを空欄にした場合を除く)ポストされた順に表示されているようになっているということです。
このことによって、基本的に全ユーザーがどのような発言をしているか分かりやすく、初心者にも雰囲気がつかみやすい、知り合いを増やしやすい、などというメリットが考えられます。
ですが、この仕様にはデメリットもあり、すべてのつぶやきが全体に公開されてしまう(twitterのプライベートモードの様な設定にすることが出来ない)、閲覧したくないお題や発言を事前にフィルタリング、ブロックすることが出来ない、などといった不満がたびたびハイク内でも見受けられていました。



それでは、2になってなにが変わったのでしょうか。簡単に説明するとパブリックタイムラインが消滅し、また、自分のつぶやき公開範囲が選択できるようになりました。
他にもキーワードという概念がルームというものに代わり、お題ごとの新着書き込みをチェックしやすくなりました。


細かく見ていきます。
トップページで表示されるのは、ともだちになったユーザーのつぶやき、ともだちに既になっているユーザーが誰々とともだちになりました、などといった情報です。
ハイク2におけるともだちというのは、mixiでいうマイミクのようなものでしょうか。ともだちになるためには、twitterのフォローとは違い、相手側の許可が必要になります。*1
このことと、クローズドベータテスト中ということもあり、今のハイク2にはSNS的な印象を少なからず受けますね。
SNS的といえば、このハイク2、携帯での使用を中心に考えているものらしく、携帯サイト的な作りになっています。逆を言えば、PCからはちと使いにくい。
twitterと違うところがともだちがだれと新しくともだちになったか分かるので、交友を広げるきっかけが作りやすい、という点がありますね。


もう一つの注目点は、つぶやきの公開範囲を選択できるようになったことです。ともだちだけに公開するひみつ、ともだちのともだちまで公開するぼうけん、全体に公開するみんなの三種の公開範囲があり、デフォルトではぼうけんに設定されています。
また、ハイクの特徴としては、やはりお題でつながること(例としてこの間の『ラピュタ』の放送の実況が触れられました。)がありますので、ハイク2でお題となるルーム内にてつぶやいた場合は公開範囲の設定によらず全体に公開されるようです。
また、一度ルーム内でつぶやくと自動的にそのルームに入室したことになり、該当するルームに新しいつぶやきがポストされたときにタイムラインにて表示してくれるようになりました。



その他、細かい点を。
はてなハイク用のはてな記法もいくらか使えるようで、フォトライフ記法を書けば(記法内のid:○○に引っかかってidコールが自分に飛びますが)画像は表示されますし、URLのあとに":title=(表示したい名前)"をつければその名前でリンクが出来ます。(以前のように"[]"を入れる必要はなし)
まだYouTubeニコニコ動画の埋め込み、isbn記法などは対応していないようですね。
また、もばついったーなどに既に実装されているGPS機能や、簡略化したとはいえ旧ハイクユーザーにはおなじみのお絵かきツールなど色々と仕掛けがあり、今後公式リリースに向けてどう発展していくか期待大です。


個人的に気に入ったのは、携帯版からはてなスターをつける操作です。今までの操作とは変わり、星を打つごとに画面に星が流れるようになっていました。しかも超軽快。*2カラースターを持っていなくても画面にカラースターを流すことだけは出来る(反映はされない)のでスター無双が出来ます。


ハイク2に関してはそんな感じでしょうか。


ちなみに、あくまでベータテスト中なので、新はてなハイクスクリーンショットをブログ、ホームページ、twitterなどへの掲載することと、他サイトへのつぶやきの転載を行うことは禁止されているのでくれぐれも気を付けてくださいね。逆を言えばそれさえ守れば(あと公序良俗に反しなければ)何してもOK


また、現ハイクユーザーとしては気になるところなので、今後の旧ハイクの扱いについても質問してみたのですが、新サービスは軌道に乗れば、ゆくゆくは旧ハイクとも統合していく形にしたいそうで新旧サービスが別々で運営されたり、旧ハイクが突然終了する、ということはないようです。



そんなこんなで、もう六時です。大変充実した一日を過ごさせていただきました。はてなスタッフのみなさん。参加者の皆さん。ありがとうございました。

*1:ちなみにともだちになったあとに外すと、○○さんとともだちをやめました、と表示されるらしい。

*2:人がいないからなだけかも