ペニンシュラ型

~私とあなたの不可避な壁~

【ノクチルRカードでも】シャニマス初心者ミッション報酬ベースでWING優勝を目指す

f:id:rivfi:20200405004754j:plain
この記事はこちらの初心者向けガイド記事の続きとなります。
riv.hatenadiary.com

前回のガイダンス記事ではとりあえずカードの選び方と編成をなんとなく掴んでもらって、そこから色々試行錯誤しながら育成を進めていくのがシャニマス的には楽しいところだよなーということで、具体的な立ち回りについては触れていなかったのですが、対象にWING優勝できずつまづいている方と書いている割に参考になる部分が薄いのは申し訳ないので続きを書いてみました。
まぁ要するに、前回初心者ミッション報酬でWING優勝狙えると書いたのは本当だよ、というのを実際みていく記事です。厳しくはなりますが、ノクチルが気になってシャニマス始めた方でもこれを読めばノクチルのpRカードで優勝狙っていけるような内容になるのが目標です。

編成カードの選び方

というわけで実際にWING編プロデュースを進めていきましょう。
まずは編成するカードをどうするかですね。
f:id:rivfi:20200405004442j:plain
今回はこんな感じです。pカードは優勝させたいアイドルの子を選んでみましょう。今回はノクチルRでもいけると銘打っているのでpR透を選んでみました。必須ではないですが獲得できるライブスキルの属性がこの後選ぶサポートアイドルの属性と一致していると少し楽になります。
また、基本的にレアリティの高いpカードの方がプロデュース中に発生するイベントが多いので育てやすいのですが、アイドルロードが実装されたため属性さえ揃えれば最初から所持しているpカードでも優勝が狙いやすくなりました。というわけで好きな子の高レアがなくても諦める必要はありません。
サポートアイドル計五枚についてですが、うち4枚にVi属性の初心者ミッション報酬sSRカードを、残った一枠にこの記事を書いた当時にやっていたイベントの報酬sSSR冬優子(これも得意属性はVi)を入れています。sSSRカードはサポートに編成する際はオーディション中にアピールできるよう右端以外の四枠のどれかに必ず入れるようにしましょう。各カードのレベルはひとまず初心者ミッションクリアのために【娘・娘・金・魚】幽谷霧子だけレベル65にしているのですが、その他のカードは初心者ミッションクリアのためにレベル50チケットを使っただけの状態です。
初心者ミッションクリア時の手持ちでも優勝狙えるよ、と言うためだけにこのレベルにしているので本来はもっとsカードのレベルは上げた方が良いです。
本当は今回の様にSSRを入れなくても初心者ミッションのSRカードだけでもやれるよ、と言いたいところですが、流石にそれはもう少しカードレベルを上げないと道が険しそうなので許してください。イベント報酬sSSRカードは有用なことが多いので取り逃さない方が良いよアピールもちょっぴり兼ねています。
もう一つ、前の記事でも書きましたが、sSSRカードを入れておくと振り返りで2.5倍アピールのライブスキルが習得できるようになるので一枚だけでも入れておくのがおすすめです。
もちろん報酬SSRではなくてもスキルパネルと所持スキルが育てたい属性と一致しているSSRカードならなんでも大丈夫です。
f:id:rivfi:20200405165948j:plainf:id:rivfi:20200405170030j:plain
ここの属性ですね。(黄色のVi)無料10連期間中に合うものが引けてると良いのですが、どうしても手持ちと合わない場合はスキルパネルの方が一致しているものを選んでみてください。
サポートアイドルを選ぶ際に、今回報酬SRカード5枚の中からViの属性ステータスが一番低かった(138って数字ですね)【虹待ちレインドロップ】有栖川夏葉を抜いています。
f:id:rivfi:20200405180455j:plain
これは編成五人のステータスの合計がオーディション中のアピールの威力にかかわってくるという理由からです。
また、この夏葉は4凸して習得できるライブスキルもパッシブスキル(オーディション中にステータスに補正をかける効果がある)も強力ではあるのですが、一方でパッシブスキルには注目度が上がるデメリットとライブスキルにはメンタルダメージが上がるデメリットがあるのでそういった理由でも今回は抜いています。前回の記事でも書きましたがメンタル切れによる途中脱落を避けるためです。
とはいえデメリットのある分Viの数値を上げる効果は強力なので、育成を何度か試してみてオーディション中にメンタルに余裕があるなと感じたり、あるいは得意属性の審査員を狙ってもトップアピールの☆が獲得できないと思ったりした時に編成してみてもいいかもしれません。こう言った組み合わせを考えるのはゲームの面白いところですね。
まとめると
・sカードの得意な属性を揃える(迷ったら得意属性の数値が高い順でOK)
・属性のそろったsSSRカードを一枚は入れる(イベント報酬で十分)
・注目度アップやメンタルダメージアップのあるカードはできるだけ避ける
これをもとに編成を考えていきましょう。

ちなみに、今回私はViの初心者ミッション報酬を選んでいますが、他属性でも同じ考え方で組んでみて大丈夫です。VoはCPUの強さの関係で少し避けた方が良いですが*1、Daは3.5倍威力のアピールが習得できる【メロウビート・スローダウン】三峰結華*2も報酬にあり、おすすめです。

持ち込みアイテムとオーディション基礎知識

編成が決まったらプロデュースを始める前の下準備です。持ち込むアイテムですが、初心者の方が優勝を狙っていく場合におすすめなのはこの組み合わせでしょうか。
f:id:rivfi:20200405005219j:plain
始めたばかりのころに優勝を目指すのにまず外せないのは流行雑誌だと思います。ぶっちゃけて書くと最初の内はWING準決勝と決勝は不利でない流行を引くことを祈る運ゲーです。逆にいうとここでつまづいてもリトライすればするっとクリアできる可能性も十分にあるので諦めないでください。
流行との折り合いの付け方としては、育成の仕方が分かってきてステータスを高く育成出来たり、強力な4凸スキルを複数習得できるようになれば嫌な流行の時でも優勝を狙っていけるようになりますが、まだ最初の内はアイテムの効果に頼りましょう。ただ流行雑誌は少し入手しにくいアイテムですので、いきなり持っていくのではなく、WING準決勝まである程度安定していけるようになってから使う方がいいかもしれませんね。

もう一つが283プロのTシャツです。Tシャツも少し貴重なので、慣れるまでは効き目は低くなりますが、同様の効果の283プロのキーホルダーの方でも構いません。これらはサポートアイドルの絆を上げる効果がありますが、絆が高いとレッスンが上手くいって(EXCELLENTやPERFECT)ステータス上昇値が高まる可能性が上がるのに加え、sカードのイベントコミュが発生しやすくなります。イベントコミュは終わるたびにステータスが上昇しているのでたくさん見れるとその分ステータスも上がることに繋がります。もしかしたら以降のこの記事の画像を見てこの時点でなんでそんなにステータス高いの?と思われることがあるかもしれませんが、似たような編成を選んでいただけているならそれはこのTシャツ持ち込み作戦が上手くいってPERFECTなどが多く発生してくれたからだと思います。

上記の理由からひとまず持ち込みアイテムとしてはこの二つをお勧めしましたが、これ以外だと体力を回復して実質的な行動回数を増やせるタルト系やどの選択肢を取るとどのステータスが上がるかわかるメモ帳も候補になります。また、キーホルダーとタルト、メモ帳は営業を繰り返していると自然に集まっていくので気楽に使えるのもメリットですね。
f:id:rivfi:20200405004627j:plain
さて、オーディション中の動きについてですが、難しく考える必要はありません。基本的に自分の得意な属性の審査員を狙い撃ちにするだけです。
流行属性の決まり方には法則があり各シーズン必ず二回はそれぞれの属性が流行一位になる週があります。その二回の内どちらかでオーディション勝ち抜きを狙いに行くことになります。
また、ライバルのCPUアイドルたちにも得意な属性があり、オーディションごとに動きの法則性が違います。中には流行1位の審査員を連続して狙うCPUがいるオーディションもあり、そのCPUが得意な属性と流行1位が重なってしまった場合勝ち抜くのが難しくなります。まさにWING決勝はVoが得意なCPUが流行一位の審査員を狙い撃ちしてくるので属性を選ぶときにできればVoは避けた方が良いと書いたわけですね。(同じ属性の相手と張り合うことになる)このようにオーディションと自分の属性によっては後半難しいオーディションも出てくるのでその辺りも含めた立ち回りを具体的に紹介していきます。

シーズン1の立ち回り

前回記事でも書きましたが、初心者のうちに多い敗因はメンタルの数字が足りず、オーディション途中で脱落してしまうことではないでしょうか。
そのため、シーズン2まではメンタルが成長しやすいラジオの収録とトークイベントの仕事を重点的に選択していきます。
f:id:rivfi:20200329234849j:plain
この画像は優勝よりもさらに難しいTrue Endを狙うミッション中に出てくる画像ですが、途中までは普通の優勝を狙う際とやることが変わらないので一つのステータスの目安として参考になると思います。逆にこれはより難しいゴールを狙っている時の目標なのでこの目標がクリアできなかったからといって諦める必要はありません。

さて、シーズン1では画像三行目にあるように仕事をこなすことで目標ファン数獲得を目指す方が良いので、オーディションを受けないのが理想です。オーディション通過でも少しステータスは上がりますがレッスンを受けた時と比べて上昇値がかなり低いため、できれば受けたくありません。
ラジオの収録かトークイベントどちらかのレベルが2になれば獲得ファン数が増えて目標ファン人数クリアが近づくので、このどちらかの仕事の内サポートアイドルが多い方を選んで体力が半分くらいになったら休む、どちらかの仕事のレベルが上がったら目標ファン人数をクリアするまではレベルが上がった方のお仕事連打という感じの動きをしてみましょう。お仕事レベルがうまく上がらず目標がクリアできそうになかったらラスト二週くらいで雑誌の撮影を選択して帳尻を合わせましょう。
ファン人数獲得数はこんな感じで決まっているので目標の1000人到達まで逆算もできますね。
ラジオの収録Lv.1、トークイベントLv.1:約150人⇒Lv.2で約300人
雑誌の撮影Lv.1:約250人
f:id:rivfi:20200405004510j:plain
私が今回の編成でシーズン1クリアしたときのステータスが画像の感じです。VoDaViの数字はイベントで上昇する数字だけで十分ですのでレッスンは受けなくてもまだ大丈夫です。ただアイドルがレッスンのお願いをしてきたら(約束イベント)、体力や目標ファン数と残り日数の兼ね合いを考えてできる限り承諾して希望通りにしてあげると良いですね。最終的にWING準決勝の段階に思い出レベル3まで上げられればラッキーです。
まとめとしてはこんな感じでしょうか。
・とにかくラジオの収録とトークイベント連打
・体力管理に注意

シーズン2の立ち回り

このシーズンでもまだラジオの収録とトークイベントを中心に選んでいきましょう。レベルは気にせずサポートアイドルが多い方、みたいな選び方で構いません。とはいえ属性の数字も伸ばしていきたいので、サポートアイドルが育成したい属性のレッスンに2,3人集まっているタイミングがあればレッスンを選択してもいいかもしれませんね。
ここでもこの画像(Vi育成時)が目安として参考になります。
f:id:rivfi:20200329234856j:plain
このシーズンではまだオーディションがそんなに難しくないので育成している属性が流行1位のタイミングで「夕方ワイドアイドル一番!」に挑戦しましょう。
f:id:rivfi:20200405004542j:plain
私がオーディションに挑戦したときのステータスはこんな感じです。推定アピールの数値がライバル予想に全く届いていませんが気にしなくて大丈夫です。
(更新で表示画面が上記画像のものとちょっとかわりましたが、要は推奨能力値に届いていなくても流行さえ合わせてればチャンスがあるということです)
f:id:rivfi:20200405004532j:plain
オーディション前に振り返りでライブスキルを習得するのを忘れずに。シーズン1で100以上SPが獲得できていれば、pカードのライブスキル、SSRから獲得できる2.5倍アピール、SRから獲得できる2倍アピールの三つの内二つは獲得できるはずですので、オーディションを受ける前にパネルを開けていきましょう。この画像では後者二つを覚えさせてみました。なお、育てていない属性のアピールは消去してしまって問題ありません。
f:id:rivfi:20200405004617j:plain
オーディションのカード選択についてですが基本的にpカードのアピール(1倍アピール以外)>sSSRアイドル>sSRの順で選んでしまって構いません。SSRだと2.5倍アピールが打てるのがちょっと強いとだけ覚えましょう。初心者ミッション報酬を中心に編成しているならここで苦戦することは少ないと思います。
目標ファン人数をクリアしてメンタルが220くらいまで行ったらレッスンでVoDaVIの内育成したい属性を伸ばしていきましょう。
ちなみに調子よくシーズン2を終えられたらこんな感じのステータスになります。
f:id:rivfi:20200405004551j:plain
というわけでシーズン2では
・やっぱりラジオの収録とトークイベント連打
・流行を見て一回だけオーディションを受けよう

シーズン3の立ち回り

ここから急にオーディションの難易度が上がります。ただ、シーズン2でメンタルを目標値くらいまで上げていればあとはイベント発生で上がる数字だけでメンタルはWING決勝まで戦っていけるくらいまで上がるはずなので、シーズン3以降は自分の属性のレッスンとトークイベントでのSP獲得を中心に選択していきます。
シーズン3の目標ファン人数を一発クリアするのには「SPOTLIGHTのせいにして」を合格する必要がある*3のですが、このオーディションには流行1位を集中狙いしてくるCPUがいるので流行を合わせてもしっかりとアイドルが育っていないと負けてしまうことがあります。逆に流行2位にアピールするCPUは少ないので得意属性が流行2位の時に挑戦してもいいかもしれませんね。特に難しいらしいけどVo属性で挑戦する!!という強気な方はこちらの二位狙い戦法がお勧めです。
自分が今回の編成で「SPOTLIGHTのせいにして」に挑んだ時のステータスはこんな感じでした。
f:id:rivfi:20200405004559j:plain
約束を重視したので流行が合うタイミングでオーディションが受けられず目標達成ギリギリになってしまいましたが、この後なんとか通過することが出来ました。
また、出来ればオーディションを受ける前にSPをためて3つ目のライブスキルを獲得しておきたいところです。
pカードが属性に合ったライブスキルを覚えない場合は、振り返りパネルの奥の方にあるサポートアイドルの4凸ライブスキルを目指すことになります。奥の方にあるのでSPがある程度必要になるのでトークイベントでSPを稼いでいきましょう。
f:id:rivfi:20200405004500j:plain
ちなみにこの画像で光ってるのは智代子の4凸ライブスキルですが光っているのが一番優先というわけではありません。智代子はアピール倍率が高い分、デメリットもあるので私は今回【娘・娘・金・魚】幽谷霧子のライブスキルを取りました。

ところで、シーズン3で目標ファン人数をクリアした後に出てくる「踊っていいとも!増刊号」というオーディションがあります。このオーディションを勝ち抜けるとシーズン4で目標になっているファン人数まで到達することが出来ます。つまりシーズン4でオーディションを受ける必要がなくなります。
実は後半のシーズンになるほど、レッスン、お仕事で上昇するステータスは多くなります。要するにシーズン3で一回レッスンするよりもシーズン4で一回レッスンした方が能力の上昇値が大きくなるんですね。そのため、Excellentが運よくたくさんでて早い段階でステータスがある程度まで育った場合には「踊っていいとも!増刊号」合格を狙ってもいいかもしれません。同じ編成で早めに「SPOTLIGHT~」に成功し、このパターンをクリアできた時のステータスがこんな感じです。
f:id:rivfi:20200405203608j:plainf:id:rivfi:20200405203600j:plain
実は「踊っていいとも!増刊号」は流行1位を集中して狙ってくるCPUがいないので属性が違っても流行一位の審査員を狙って途中脱落さえしなければ比較的合格しやすいオーディションです。育成の調子がいいときは狙ってみてもいいかもしれませんね。
というわけでシーズン3では
・育成したい属性のレッスンを受けてステータスを伸ばそう
・3つめのライブスキルを獲得できるまでSPを獲得しよう

シーズン4の立ち回り

ここまでくれば、WING到達までは目の前です。体感としてはライブスキルがそろっていて得意属性のステータスが400を超えていれば楽にこのシーズンのオーディションをクリアできる感じがします。流行がいい感じの時にオーディションを受けましょう。例のごとく私の挑戦時はこんな感じです。
f:id:rivfi:20200405004608j:plain
この「オールアイドル感謝FESTIVAL」も流行一位を狙うCPUがいないので比較的に楽にクリアできるのではないかと思います。
オーディションをクリア出来たら4つ目のライブスキルを獲得するのを目指してトークイベントを中心に選択していきましょう。得意属性のステータスを上げてもいいですがここまで順調に育成出来ていれば上限の500が近く、アピールの倍率の方が重要になります。
f:id:rivfi:20200405004645j:plain
今回私は【こころに恋】桑山千雪のライブスキルを狙いに行きましたが、pR浅倉透は自身でVi2.5倍のアピールを獲得できるのでSPが足りなければそちらを選択してもよかったですね。この様にpカードが属性に合うライブスキルを持っていると育成に必要なSP合計が少なくなるので編成の選び方は重要です。アイドルロードでカードのレアリティが上がっているなら、pカードが持っているライブスキルを複数獲得しに行ってもいいですね。
また、私が今回【こころに恋】桑山千雪のライブスキルを狙いに行ったのは途中にあるVisual25%UPのパッシブスキルもついでに獲得したかったからです。振り返りパネルの色が金色になっているものは効果が高いものが多いので慣れてきたら獲得を意識してみるといいでしょう。
f:id:rivfi:20200405004652j:plain
シーズン4終了時でこんな感じのステータスになりました。SPに余裕があれば上限突破パネルを開放して得意属性のステータスをもっと伸ばしてもいいですね。
というわけでシーズン4ではこんな感じです。
・4つ目のライブスキルを獲得できる様トークイベントでSPを稼ごう
・得意属性は500以上いければ嬉しいけど無理せずライブスキル優先で

準決勝の立ち回り

f:id:rivfi:20200405004638j:plain
今回は運よく得意なViが流行1位でしたが、準決勝、決勝は流行が自分の得意属性と合わないことが多々あります。各流行パターンごとに説明していきますが、詳しく、勝率を高める説明をされてる記事は既にいっぱいあるのでこの記事では大まかにどうすればいいかの方針だけ書いていきます。結局トライアンドエラーです。既に書きましたが、準決勝以降は流行が重大な要素なのでここまで来て流行が合わず敗退してしまっても諦めず繰り返し挑戦してみましょう。
流行雑誌を持ち込んでいる場合は決勝にとっておかずここで使ってもいいかもしれません。これまでのオーディションは2位でも勝ち抜けますがここからは1位でないと通過できませんので注意が必要です。

流行一位が自分の得意属性と一致している場合

ラッキーです、とにかく流行一位の審査員にできるだけPERFECTを狙ってアピールしましょう。流行一位を狙ってくるCPUが複数いるのでゲージでBadになってしまわないように注意。ターン2で一位の審査員が帰らなければターン3は思い出アピールで一番最初にアピールするのを狙うとよいでしょう。

流行一位が自分の得意属性と一致していないけどVoの場合

Vo属性のアピールを行うCPUはいないので属性が合っていなくてもVoの審査員にアピールを集中しましょう。Voが帰った後に得意属性審査員のトップアピールが狙えると盤石です。実はこれが一番簡単かも。

流行一位が自分の得意属性と一致しておらずDaかViの場合

厳しいですが、流行一位のラストアピールと流行二位のトップアピールを狙います。
3ターン目までは流行二位を狙います。4ターン目に思い出アピールを打って一位のラストアピールが取れれば勝ち。3ターンの内に一位審査員が帰ってしまったり自分の思い出アピールに審査員が耐えたりしたら残念、くらいの心持ちでもいいかもしれません。

500以上のステータスで育成が安定したりしてくると流行二位と流行三位のトップアピールを狙ってもいいのですが、この記事を参考にしてる内は運任せでトライアンドエラーを繰り返してもいいでしょう。

決勝の立ち回り

さぁここまで来たら育成がしっかりできているかが勝負です。正確には流行一位がVoかどうかというのが先にあるんですが……
f:id:rivfi:20200405004710j:plain
と書いてたら流行一位Voを引いてしまいました
決勝はVo属性が得意なCPUが流行一位を集中狙いしてくるのでこうなると大ピンチです。
さてここで決勝での立ち回りです。とてもシンプルです。基本的に流行一位審査員をめぐってCPUと真っ向勝負です。

流行一位がViかDaの場合

上述の通り流行一位審査員にアピールし続けます。育成がしっかりできていれば自分の得意属性と異なっていても勝てるはずです。ライバルも属性が一致していないのは同じ条件ですからね。

流行一位がVoの場合

非常にしんどいです。立ち回りとしては流行二位審査員を狙ってだいたい4ターン目に思い出アピールでVoのラストアピール☆を狙います。慣れてくると3ターン目にVo審査員の残り体力を見て調整のために一回アピールするか考える、みたいな選択ができるようになったりするかもしれません。
とはいえやはりしんどいのでできれば避けたい戦いです。

得意属性がVoの場合

育成がしっかり出来ているなら流行関係なく一位を狙ってCPUと競い合えば勝てますが、そこまで育成するのが初心者のうちはつらいでしょう。これでクリアできれば中級者と名乗っていいかも?

おわりに

そんなこんなで今回は流行雑誌を使って祈ります。
f:id:rivfi:20200405004730j:plain
上述の通り、Voでさえなければ流行一位は得意属性でなくてもよいので当たりを引けましたね。ということで一位審査員を集中して狙って
f:id:rivfi:20200405004738j:plain
f:id:rivfi:20200405004746j:plain
初心者でもすぐ揃えられる編成でもWING優勝を達成できました。
何度も書くようですが、やり方が分かっているのなら、何回か挑戦すれば、というか準決勝決勝の流行の巡り合わせが良ければ優勝は比較的簡単にできると思います。
逆にいうと巡り合わせが悪いと今回の編成アイドルの育成レベルだと優勝まではなかなかいけません。実際私もこの記事更新するための挑戦中に失敗もしていますしね。
といっても、最初に述べた様に今回は最低限でも行けるということを示すためにサポートアイドルのレベルも初心者ミッションレベルまでしかあげていませんし、第一歩としては各編成アイドルのレベルすべて55にしてみるだけでもかなり楽になると思います。
属性が一致するsSSRカードが複数引けていれば増やしてもいいですね。ただライブスキルが4つ取れる編成をキープするのだけは忘れないでください。
長くなってしまいましたが、シャニマスは流れが一度わかってしまえばどんどん楽しくなるゲームだと思いますのでその気付きの一助になれば幸いです。

続きで同様の編成でTrue Endを狙っていく記事を書きました
riv.hatenadiary.com

*1:どうしてもやりたいならpカードにVoのライブスキルを習得できるものを選ぶとかですかね、それでも育成の知識や手持ちカードが他属性より多く求められるとは思います。

*2:デメリット持ちに見えるがそもそもDaでしかアピールしないのでデメリットが薄く強い、思い出アピールでDa以外のラストアピール狙う時だけ注意

*3:場合によっては難易度が低いオーディション二回合格で目標ファン人数達成を狙ってもいいかもしれませんが、育成回数を増やしたいのでこれは避けたいところ

【初心者ミッション更新後】シャニマスかんたんガイダンスと編成カードの選び方

f:id:rivfi:20200329234510j:plain

自分が今たぶん一番コンスタントに続けているゲームがアイドルマスターシャイニーカラーズです。
先日のイベントにも当選していたのですが、新型コロナの影響でふっとんでしまったので、そのためのエネルギーを変換した結果がこの記事となります。
シャニマスはいわゆるデイリーとウィークリーのミッションがとても軽く、プレイヤー間ランキングイベントもたまーにあるものの報酬の比重が高くないため、サブゲームとしてもおすすめなのですが*1、楽しむための最初の知識がわりと必要なゲームだと自分は思います。
新ユニット追加も話題になりましたし、二周年企画も控えているのでこれから始める方や少し触ったけどどうすればいいか分からず続かなかった(具体的にはWING優勝できない)って方向けに最近追加された初心者ミッションをベースにどのようにプレイしていけばいいのか解説していければ、と思います。

シャニマスは何をするゲームなのか、この記事の目的

アイドルマスターシャイニーカラーズというゲームは簡単にいうと①繰り返しアイドルを育成し、(プロデュース)②より魅力的なユニットを作り上げることを目標とする(フェス)ゲームです。シンプルなようですが、しばしば①の部分の途中で初心者の方がどう育成すればよいのかわからなくなってしまうところを見かけます。
この一番の理由はカードの選択肢が多いことでしょうか。最近初心者ミッションが更新されてかなり改善したとはいえ、どうすれば育成が上手くいくのかそもそもなにをすればよいか初心者の方は分かりにくいかもしれません。この記事ではまず②の部分は置いておいて①の部分を説明していきたいと思います。

アイドルカードと初心者ミッションの選び方

チュートリアルで選ぶアイドルについては違いがないのでどの子でも構いません。気に入った子で始めるのが一番です。はづきさんの話を聞いてゲームの流れを学んでください。
チュートリアルが終わったらまずいわゆるリセマラ、という方もいるでしょうが、この記事では詳しく扱いません。検索したら二回育成を終えれば10連引けるとかこれが強いカードとか出てくると思いますが、気になった子で始めるのが一番です。しいていうなら以下三点でしょうか。
・カードの種類には育成のベースになるプロデュースカード(以下pカード)と育成を助けるサポートカード(以下sカード)があるので目当ての子の高レアがいいな、という方なら引いたら動画演出が入るpカードの方を狙うのがいいかも。でも序盤sカードの選択肢が多いと助かります。(ただsカードよりpカードの方が排出確率が低いです)
追加ユニットのノクチルの子の高レアはまだいないよ、追加されるまでは多分結構時間かかるよ追加されました!2020/6/30の更新以降はチャンスがあります
・運命の出会いガチャ(引き直しが無限にできる初回限定のガチャ)の内容は更新されるので、始めてすぐ回してもいいし、目当ての子の新カードが出るまでとっておいてもいいよ、ただ限定カードはでてこないよ

さて、始めたばかりだとカードの選び方が難しいかも、と書きましたが初心者の方がカードを選ぶときに見るべきところは2つだけです。
f:id:rivfi:20200330232056j:plainf:id:rivfi:20200329234646j:plain
sカード(イラスト左上に青色のsマークがありますね)のこのスキルパネルの画面のライブスキルの色ともう一つ所持スキルの画面のライブスキルの色
ここだけです。この画像だと青のDaですね。
シャニマスの育成パートではオーディションを勝ち抜いていくことになるのですが、オーディションで審査員にアピール(攻撃)する属性がピンクのボーカル(Vo)青のダンス(Da)黄色のビジュアル(Vi)の三種類あります。オーディションを勝つにあたってはこの属性をまんべんなく育てるよりも一つに絞って育てるのがおすすめなのですが、いくら育てたい属性のステータスを伸ばしてもその属性でアピールできないと意味がありません。

f:id:rivfi:20200331213445j:plain
アイドルの育成に当たってはsカードを5枚選ぶのですが、そのうちの4~5枚の属性を一色になるように揃えれば、育ちやすい属性と実際にオーディションでアピールする(ライブスキル)属性を手っ取り早く一致させることができます。
そんな都合よくカードそろわないよ、と思われるかもしれませんが、なんと初心者ミッションが更新され、それらをクリアしていくだけで簡単に属性のそろったsカードを5種類4凸状態(凸:同じカードを複数入手すると強くなるよくあるやつ。シャニマスだと4段階目まで)で入手することができるようになりました!!しかもその5枚はどれも優秀です!!
この貰えるsカードの属性は初心者ミッションを始める際に選んだアイドルによって異なりますので、この部分だけはどのアイドルを選ぶかちょっとだけ気にしましょう。ここで選んだ子の凸用pRカードももらえますがすぐに大量に手に入るカードなのでsカードの属性で選んだ方が良いと思います。
各アイドルごとに貰えるサポートカードの属性は以下の通りです。画像を付けているので既にsカードがある程度そろっている人の場合は、持っていなかったり凸が進んでいないカードで選んでもいいですね。同じアイドルのカードは編成に複数入れられないので同じ属性でも微妙にもらえる報酬カードが違う子もいます。太字になっているアイドルについては別途説明します。

Voカードが貰えるアイドル櫻木真乃、月岡恋鐘、杜野凛世、大崎甘奈、和泉愛依、市川雛菜
f:id:rivfi:20200329234445j:plain
Daカードが貰えるアイドル八宮めぐる、幽谷霧子、園田智代子、小宮果穂、大崎甜花、芹沢あさひ、浅倉透福丸小糸
f:id:rivfi:20200329234453j:plainf:id:rivfi:20200329234502j:plain
Viカードが貰えるアイドル風野灯織、田中摩美々、三峰結華、白瀬咲耶、西城樹里、有栖川夏葉、桑山千雪、黛冬優子樋口円香
f:id:rivfi:20200329234422j:plain
f:id:rivfi:20200329234437j:plain
f:id:rivfi:20200619232702j:plain

※この記事を書いた後に、「アイドルロード」という新機能が追加されました。これはゲームを始めた時から所持しているpRカードがミッションをこなすことで強くなるというものですが、この機能によって各pRアイドルカードも得意な属性を持つことになりました。前述の通り、育成の際は特定の属性にカードを揃えた方が楽なので、結果的に上記太字のアイドルはpRカードの得意属性と報酬サポートアイドルの属性が一致しているので他よりちょびっとだけおススメしやすいアイドル、ということになりました。これはあくまでpRカードを使用するときの話しで高レアなpアイドルカードを引けているならそちらのカードの属性を優先した方が良いのでそれほど気にする必要はないのですが、特定のアイドル決め打ちでプレイを始めたい方には参考になるかもしれません。
(太字以外のアイドルpRの得意属性も以下の注の中に記載しています。Vo*2Da*3Vi*4


属性の選び方ですが、CPUの強さの関係でVoだけは出来れば避けた方が良いかもとは思いますがお好みで良いと思います。しいて言うならDaが一番楽という意見を聞くことが多いでしょうか。
またリセマラなどで使ってみたいアイドルのpカードが決まっている場合はそのカードのライブスキルの属性を見てみましょう。
f:id:rivfi:20200331003446j:plain
既に説明したように属性を一致させるとオーディションを勝ち抜きやすくなるので、この場合は使いたいpカードのスキル属性と同じsカードが貰えるアイドルを初心者ミッションでは選ぶのがおすすめです。この画像だとViですね。
なお、鍵マークのあるスキルは凸が完了しないと取得できないので今は気にしなくても構いません。
既に初心者ミッションのアイドルを選択してしまった後だったり、使いたいpカードのスキル属性がVoであるなどの理由でsカードと属性を合わせられない、合わせたくない場合もあるかもしれませんが、そこまでシビアに考えなくても構わないと思います。
つまり初心者の方はまず初心者ミッションをとにかくやりましょう

かんたん初心者ミッション

というわけで早速画面右上の初心者ミッションをタッチして各ミッションを進めていきましょう。
f:id:rivfi:20200331000021j:plainf:id:rivfi:20200329234519j:plain
ミッション多いなぁ大変なのかなぁと思うかもしれませんが、実はあっという間にミッションを8割クリアする簡単な方法があります。この8割クリアの報酬があればある程度の育成ができるところまで既にあなたの歩みは進んでいます。
この記事で紹介しているのはVi属性の場合ですが、他の属性の場合でもやることは変わりません。それとこの方法は初心者ミッションクリア特化の方法なので通常の育成の際はまた違う方法を試してみてくださいね。
まずは順にミッションをSTEP2まですすめ、報酬の【娘・娘・金・魚】幽谷霧子(最初に貰える報酬の金色カード)をレベル50チケットで育成し、プロデュースを始めます。
ちなみにここで選択肢の結果が分かるようになるアイテム「メモ帳」をたくさんもらえますが、シャニマスを始めて最初の内はメモ帳を使わずにこの選択肢を選ぶとどういう反応をする子なんだろうというのを見ながらプレイしてほしいな、と思います。みんないいキャラクターなので。
そしてここからはシンプルです。

初心者ミッション達成目当てならまずは雑誌の撮影連打

プロデュースを始めたらひたすら「雑誌の撮影」を選択してください。
f:id:rivfi:20200329234754j:plain
この「雑誌の撮影」、選んだ際に成長するステータスは低い分得られるファン数が多く、また体力が少ない状態でも失敗する可能性が非常に低いという選択肢です。
f:id:rivfi:20200329234803j:plain
むりやり体力を画像くらいまで減らしてもほぼ失敗しません。そのため、シーズン2までは「雑誌の撮影」を行っているだけで目標ランクをクリアすることが可能です。(まれに運悪く届かないこともありますがほとんど大丈夫です。)
ちなみに初心者ミッションクリアのためにこうやってますが普段の育成ではステータスの伸びが低いので撮影はあまり選ばない方が良いでしょう。シーズン1クリアに人数足りなそうとかでぎりぎり合わせる時などには選んだりしますが、他のお仕事で能力値をしっかり伸ばす方がやっぱり魅力のあるアイドルが生まれます。
雑誌の撮影を繰り返し続けてシーズン2までクリアする頃にはSPがある程度たまっているでしょうから、忘れずにそのプロデュース中に振り返りでライブスキル(振り返りパネルの赤丸で囲まれているもの)を獲得しましょう。これでもミッションがクリアされます。
f:id:rivfi:20200329234704j:plain
その後はシーズン終わりまで自由にプロデュースを進めて構いませんがくれぐれも中断はしないようにしてくださいね。ランク達成でクリアとなるミッションが達成されなくなります。残りのプロデュースではシーズン3のオーディションに挑戦してみると、ちゃんと考えて育成したり、sカードのレベルを上げないとなかなかオーディションの勝ち抜きはきびしいな、というのが経験できるかもしれません。ここまでやるだけでなんと優良sSRカードが四種類手に入ります。ここからそれぞれ表示される指示に従っていけば四種とも4凸まで可能です。すごい。

あ、ミッションクリアに当たってですが、レベル50チケットは最高レアのSSRにも使えるのでちょっとだけ節約するのをお勧めします。他の報酬のゴールドチケットなどを組み合わせてもレベル50までは達成可能です。
f:id:rivfi:20200329234809j:plain
ちょっとだけ節約、と書いたのは報酬のsSRカードを全部レベル50チケットを使わずにゴールドチケットなどで育てると、最後の方に残る初心者ミッション「sカードのアイドルをLv65以上に育てよう」をクリアするために必要なチケットが足りなくなるからです。他の手段でチケットを入手して集めることもできますがややめんどうなので……
というかこのゲームではチケットの希少度が割と高いので育成するカードは絞るようにしましょう。
f:id:rivfi:20200331010259j:plain
ここまでミッションが達成できるとこの画像の様な感じですね。この段階で既に十分に育成を行うことが出来るようになっています。
右端変えなくて大丈夫?と思われるかもしれませんが、実は、育成中のオーディションでアピールを行うのは左から四人だけなので、一番右側の子は属性が違ったり育成が足りなかったりしても今はそこまで問題にならないことが多いです。もちろん、内部的な計算で右端のカードのデータも参照されているので育っているカードの方がやはり良いのですが、初心者の内はそこまで気にならないと思います。
また、一部sカードの中にはライブスキルと所有スキルの属性が違うものがありますが、そういったカードは同じくオーディション中に影響がでないという理由で編成の際に一番右側に置くことが多いですね。
本題に戻って、このくらいカードがsカードが充実すればpカードのレア度、相性によってはWING優勝も十分可能になっています。
このまま残りの初心者チャレンジ報酬の獲得を目指して育成を進めて行きましょう。
ちなみに、初心者ミッションで選んだアイドルについてはアイドルロードの機能が使える様になっていますが、ここまでの育成と多少の操作(ホーム画面の設定とか)をしていればこの機能でpSRまでレベルアップが可能になっています。覚えられるライブスキルが初めから強力になるのでチェックしてみてもいいかもしれません。

プロデュースを進めるにあたって

手持ちが充実しましたので、次は初心者ミッション完全クリア、さらにははWING優勝を目指してプロデュースを進めて行きましょう。次の目標であるシーズン3突破のためにはオーディションに挑戦することが必須になりますが、実は自分の伸ばした属性が流行1位か2位の時を狙ってオーディションに挑戦すればオーディション合格できるだけの☆を獲得するのはそこまで難しいわけではありません。オーディション中は2位(同率でも可)でも合格になりますしね。
前述の様にsカードは初心者報酬で優秀なものが既に揃っているのでそれらをそのまま編成すれば、育てたいVoDaViの数値を十分なレベルまで育成できる様にはなっています。そのためここで初心者の方に注意していただきたいのはアイドルのメンタルの数値です。このステータスが低いとせっかく勝ち抜けるだけの☆を獲得してもオーディションに途中脱落してしまいます。そのため前半シーズンはメンタルを伸ばす「ラジオの収録」を中心に選んでいくといいでしょう。
f:id:rivfi:20200329234856j:plain
一つの目安としてはこの画像ですね。これはしばらくゲームを進めるとみれるようになりますが、いいことが書いてあります。シーズン2まではこれを目標にするといいかもしれません。シーズン2以降は育成したい属性のレッスンと「トークイベント」を繰り返していく感じですかね。この辺りのゲームの進め方は調べると色々出てきますし、ここを悪戦苦闘しながら進めるのがシャニマスの面白いところだと思いますのでこの記事では詳しく書きません。本当は書くつもりだったけど冗長になりそうでカットしました……(後日書きました)

sアイドルのレアリティとライブスキルの取り方

f:id:rivfi:20200329234818j:plain
ここまで初心者ミッション報酬のsカードが強いと何度も書いてきましたが、じゃあこのガチャで引けたSSRのsカードは使わないの?と思う方もいるでしょうから、その辺りを説明していきましょう。

まず単純に報酬で貰えるSRのカードはオーディションで審査員にアピールするときの火力が能力値の2倍、SSRのカードは能力値の2.5倍で結構威力が違います。また、「振り返り」で育成中のpカードのアイドルが獲得できるライブスキルもSRは能力値の2倍、SSRなら2.5倍になります。
それならSSRのカードだけで固めるのがいいのでは?と思われるかもしれませんが、そうなるとまた別の問題が発生します。実は同じライブスキルを複数獲得することはできないので、習得できるライブスキルがpカードが自身で持つスキルと2.5倍の二枚だけになってしまいます。一つのカードを4凸できれば強力なライブスキルが解放されますが、初めてすぐSSRでそれを狙うのはなかなか難しいでしょう。
f:id:rivfi:20200329234825j:plain
初心者のうちに目指すのは画像のこの形です。
・SRカードを入れると獲得できる2倍アピール(○○アピールⅢ)
SSRカードを入れると獲得できる2.5倍アピール(○○アピールⅣ)
・初心者ミッション報酬のsカードが持つ4凸ライブスキル(画像なら娘・娘・金・魚)
・もし育成したい属性と同じ属性であればpカードが自分で持つライブスキル(画像なら咲耶アピール+)
育成後半ではsカードのアピールよりpカードのアピールの方が強力になるので、より効果的な選択肢をオーディションで引いてくるためにもこれに近い形を目指してライブスキルを獲得していくとよいでしょう。このうち一つくらいなら取り逃しても何とかなりますので安心してください。
SPに余裕がある育成が出来ればさらにSRの4凸スキルを複数獲得しにいってもいいですね。
SRの4凸解放ライブスキルはSSRの2.5倍アピールよりも強力なことも多いため、初心者ミッションの報酬が有用なんですね。こういった理由からSSRカードの手持ちが増えてきてもsカードの4凸SRは一枚は編成から抜かず残しておくことをおすすめします。
では、初心者ミッションで貰える5種類のsSRカードの内どのライブスキルを優先的に獲得していけばいいのでしょうか?
初心者の方の一つの目安としては、審査員からのダメ出しをうけやすくなる「注目度アップ」と審査員からのダメ出しで受けるダメージが増える「メンタルダメージアップ」がついているパネルがあるカードはどちらも脱落の危険性が高まるので最初は避ける方が良いでしょう。逆にいうとデメリットがある分、強力であることが多いのでオーディション中の脱落がなくなってきたらこれらのスキルを取るようにしてもいいですね。
また、初心者ミッションのために報酬カードの中の1枚はレベル65以上にすることになるでしょうから、その一枚を選ぶときにもこの要素は参考になるかもしれません。まぁ必然、先に多くレベルを上げたそのカードは長く使っていくことになりますから好きなイラストやコミュで選んでもいいですね。

おわりに

長くなってしまいましたが、分かりやすく説明することができているでしょうか……?
この記事に加えて、流行を上手く引くことが出来れば結構かんたんにWING決勝まで進むことが出来るかもしれません。それくらい今回の初心者ミッション更新は大きかったです。シャニマスのゲーム部分を楽しむための最初のとっかかりが格段につかみやすくなりました。
シャニマスは分かりにくい部分はあるものの、沼にはまればずぶずぶといってしまうコンテンツだと思いますので、沼に沈むまでいかなくても分かりにくいなと思っていた人の理解が多少進んで、より楽しめる人が増える一助となれれば幸いです。
質問やご意見があればコメントやついったで一言いただければ嬉しいです。それでは。

続きとしてWING優勝までの立ち回りを書きました
riv.hatenadiary.com

*1:もちろんガッツリやろうと思えばガンガンにやれますグレ7上がりたい

*2:櫻木真乃、田中摩美々、三峰結華、桑山千雪、西城樹里、芹沢あさひ、市川雛菜

*3:八宮めぐる、白瀬咲耶、大崎甘奈、小宮果穂、有栖川夏葉、和泉愛依、浅倉透、福丸小糸

*4:風野灯織、月岡恋鐘、幽谷霧子、大崎甜花、園田智代子、杜野凛世、黛冬優子、樋口円香

FGO中国版三周年リアイベ(Fate/Grand Order EXPO Shanghai 2019)に行きました

f:id:rivfi:20190903013254j:plain
というわけでタイトル通り、FGO中国簡体字版の三周年記念イベントに行ってまいりました。
元々自分がFGOを始めたのは結構遅めで(日本版でらっきょイベント復刻くらい)、せっかく中国に来たのだから日中どちらでも人気のある作品に触れて中国での話題をキャッチアップできたら面白いかなーと思ったからでした。多分これがなかったら今更だから良いかなで触らなかったかもと思います。
そんな経緯もあり、今回のイベントは上海にいるのならぜひ行っておきたいイベントということでチケットも早めに押さえて予定を空けて楽しみにしていたのでした。(仕事でいけない疑惑もあったけどなんとかなってよかった)

イベント概要としては公式ページ(日本からつなぐと時間かかるかも)や、ファミ通のレポート記事を読んでいただければわかると思うので、そちらで掲載されていない情報とかを中心に触れていければなーと思います。読めなくても漢字で何となく意味が分かる気がするのが中国語のいいところ。
game.bilibili.com
www.famitsu.com



f:id:rivfi:20190902215651j:plain:left:w200
というわけでチケット情報から。中国版アプリの配信はビリビリ動画から、ということでビリビリの視聴アプリから購入しました。
最近こちらの興行系イベントはチケット購入が徐々に厳しくなってきており、このイベントもチケット購入に中国国籍の身分証の番号が必須ということで焦りましたが、私はどうにかこちらの友達にお願いして購入できました。
そういえばカノウDやキャストの方などのトークやライブのある土曜夜の部はさらに入場時の身分証チェック必須とのことで外国人は購入できず諦め……る間もなく一瞬で売り切れていました。
紙チケットはなく電子チケットのみ発行で入場時にこのバーコードを読み込んでもらう形。日本のリアイベも似たような形式と聞いた覚えがありますが、参加したことがないので分からず……


イベント会場は国家会展中心という大きな展示場の一角。中国版コミケと言われるCOMICUPもここ数回はこの会場で行われています。
f:id:rivfi:20190902222143j:plain:w170 f:id:rivfi:20190902222135j:plain:w170 f:id:rivfi:20190902222052j:plain:w170

会場棟へのナビゲートとしてフォウくんシルエットが。更新直後でフォウくん動かないということもなくちゃんと走ってくれているのが芸コマ。
入場待機列を進んでいくとSTAR影法師さんの描いたイベントイラストがでっかく!自撮りぐだーずがかわいい。
f:id:rivfi:20190902223500j:plain:w220  f:id:rivfi:20190902230215j:plain:w300
STAR影法師さんはこちらでも人気があって特に最近は日本原作もので中国限定絵柄を出したい場合にはほぼ必ず起用されているイメージ。私もCOMICUPで頒布買いに並びました。リヨさんのまんわかキャラもこちらで人気で順番守って並んでねの看板に。

上述のバーコード入場を済ませて会場に入るとまずこれがどーんで力が入っていることがわかる
f:id:rivfi:20190902230914j:plain
これの写真はファミ通記事にもあったのでついったーにあげた動画を貼ってみます



入口からちょっと見えてるシャドウボーダーに目を奪われそうになるのですが、手前にはサーヴァントキャラスタンドの立った宝具フォトスタンドが。
f:id:rivfi:20190902232054j:plain
こちらの人はレイヤーさんやこういったキャラスタンドと一緒に自撮りすることに日本人より抵抗がない様でこういうアトラクション?はよく見るのですが、なにしろ規模が大きいし、力が入っている。宝具模型が持てたりして自撮りしなくても触ってて楽しい。(エアは発光モードもあったのだけどうまく写真が撮れずぐぬぬ
f:id:rivfi:20190902232432j:plain:w170 f:id:rivfi:20190902232514j:plain:w170 f:id:rivfi:20190902232505j:plain:w170
f:id:rivfi:20190902232754j:plain
f:id:rivfi:20190903002602j:plain
f:id:rivfi:20190903002614j:plain
中国版は先日二部二章が配信されたばかりなので、マイルームがボーダー仕様。

そしてデカものオブジェのシャドウボーダー、空想樹、ツァーリ
こっちは興行の規制が厳しい関係かリヨキャラ着ぐるみの素行もおとなしい。あと多分顔つき違う気がするので中国用に中国で作ったんじゃないかしら。
f:id:rivfi:20190902233048j:plain
f:id:rivfi:20190902233059j:plain
f:id:rivfi:20190902233106j:plain


こちらのFGOが参加しているイベントでよくある召喚というかガチャスペース。中国FGO展示の風物詩といってもよい。
f:id:rivfi:20190902233308j:plain
f:id:rivfi:20190902233354j:plain:w170 f:id:rivfi:20190902233445j:plain:w170 f:id:rivfi:20190902233427j:plain:w170
f:id:rivfi:20190902233909j:plain
現時点で中国版に実装されている概念礼装とスカスカ様までのサーヴァント霊基画像がびっしり
特に今回は霊基に囲まれているのでチャンスがあったのかも?私は水着PU2とマーリンに絞られたので引く余裕はありませんでした。


ファミ通記事でも紹介されているものはざざっと。
上海版サーヴァントと巡る世界展。アステリオスくんかわいい
f:id:rivfi:20190902234254j:plain:w170 f:id:rivfi:20190902234318j:plain:w170
上海外灘(わいたん)に本当にある道の名前だったけどさすがにこんな服装の人たちいないよなー、あ、アルテラさんみたいな恰好でランニングしてる人はいるかも……?
f:id:rivfi:20190902234558j:plain


FGOミュージアムブースのリアル宝具展示やアニメCM資料。
f:id:rivfi:20190903010624j:plain
f:id:rivfi:20190903010845j:plain
来年はリップの水着をお願いいたします。サンタでもいいです。
裏にはユーザーIDを書いてフレンド増やそう的企画が。アニプレソニー傘下だからかこの大きい画面はXperia touch出力なんですよと宣伝されていたりもした。
f:id:rivfi:20190903011731j:plain



謎縁日。フォウくんを祀っていけ。
f:id:rivfi:20190902235129j:plain
f:id:rivfi:20190902235133j:plain
ファミ通記事でも紹介されていた出店コーナーですが、全部説明するのはめんどうなので笑、パンフ画像で割愛。一番右のCARNIVALの項目が各出店です。
f:id:rivfi:20190902235306j:plain
ステラー!!!しながら的当てするゲームが一番人気だった気がする。(叫んでいる人はさすがに見かけなかった)
f:id:rivfi:20190903000557j:plain
f:id:rivfi:20190903000607j:plain
実はそれぞれのブースによっては、当たったらお菓子やfateフィギュアがもらえるコーナーや各ブースに参加したら押してもらえるマナプリスタンプラリーがあったりしました。切り離し前の写真を撮り忘れていたのだけど、参加した成果や場所によって緑のマナプリスタンプやレアプリスタンプを押してもらえて(緑と黄色のインクの痕跡が分るでしょうか?)、別ブースの交換所に持っていくと色々グッズがもらえるシステム。そういえばレアプリスタンプもらうためのクイズとしてこのイラストのどこかに孔明がいるよ、探してみようってのもありましたね。
f:id:rivfi:20190902235510j:plain:w200 f:id:rivfi:20190903124106j:plain:w180 f:id:rivfi:20190902235748j:plain:w170
私も集めて、こちらのポストカードとマウスパッドをもらいました。
左上の一回り小さいものはこのマナプリ交換所近くで配布されていたFGO仕様の冷えピタシートでした。会場は冷房が効いていたとはいえ、夏の上海ですし熱中症対策なのか無料でじゃんじゃん配布されていました。


無料配布といえば、このリアイベ、福利厚生?が充実しており、wechat(中国のLINE的なアプリ)で協賛企業のアカウントをフォローすれば水とかカップ麺とかアイスなどをもらうことが出来、隣の正直お高めのフードコートのお世話にならずとも空腹を満たせるありがたい感じに。カップ麺は酸辣(さんらー)味だったので辛くてむせました。
f:id:rivfi:20190903001101j:plain:w180 f:id:rivfi:20190903001122j:plain:w180
ラーメンといえばファミ通記事末尾にあった入場配布物のラーメンはこのカップ麺で協賛してくれているメーカーのもので味は数種類あって何がもらえるかはランダムなのでした。私は普通の豚骨だったのでちょっと安心。ファミ通記事のトマト豚骨はこちらだとわりとメジャーで、中国進出してる丸亀製麺でもメニューにあったりします。閑話休題


で、無料ばっかりお世話になっても申し訳ないので飲み物とか買ってみました。フードコート前に鎮座するぐだぐだノッブアンド沖田さん。これ多分先日あったゲームイベントのCHINA JOY出展の時の使いまわしだしその辺もぐだぐだしとるのぅ。
f:id:rivfi:20190903001930j:plain
f:id:rivfi:20190903001944j:plain:w170 f:id:rivfi:20190903001954j:plain:w170 f:id:rivfi:20190903002032j:plain:w200
飲食販売物にはコラボカフェでよくあるコースターとミニアクリルスタンドがランダムでもらえました。右上のスカスカ様は入場者配布のICカードステッカー。
そういえばスカスカ様の中国での通称にCBAってのがあるらしく、由来を調べるとCasterの方のBABA(槍師匠)だからってひっどいなおい笑
ちょうど中国版では、スカスカピックアップ中ということでステージで行われていたガチャ生配信でCBAコールが起きたりしていました。
一応発音がセイバーに近くて言いやすいというのもあるらしいですが、メイヴちゃんが聞いたらキレそうな理由です。


個人的にそう来たかと思ったのが、中華芸術ブース。FGOというかカルデアをテーマに中国芸術を作ってみたらというコンセプトなんですけど、これすごくいい企画だと思います。なぜそう思ったかというと、中国のFGOファンも日本版の情報はチェックしますから次はまさに中国が舞台のSINである、ということは周知なわけなんですよね。
f:id:rivfi:20190903003014j:plain
f:id:rivfi:20190903003804j:plain
ただやっぱり言葉の問題があって細かいところまでは今の段階だとなかなかストーリーの内容は把握できていないし、実際に出てくる敵、異聞帯の王は国内でめちゃくちゃ人気の高い始皇帝です。本実装時の内容への賛否に関しては中国ユーザー間でものすごい激論が交わされることになるのは想像に難くないわけですけど、その実装前のこのタイミングに中国が生み育てた芸術、”儒”をリアイベで押し出してくるんですよ!!
f:id:rivfi:20190903005803j:plain:left:w170
二部二章プレイ済みの方は”儒”の扱いがどうだったかご存じかと思いますが、この展示は、実際に色々な歴史のあったこの国の、中国の”儒”をしっかりと肯定している企画です。プレイした後のストーリーへの思いは色々あるだろうけども、でも”儒”のすばらしさ、楽しさはきっと君も理解しているよね、というメッセージがある、とまで考えるのは深読みのしすぎでしょうか。FGOというかゲームももちろん儒の一端です。
そういった私の妄想はともかく、日本でのリアイベでは決して真似できないこちらならではの本当に良いブースだったのは確かだと思います。
左写真は名台詞や宝具口上を中国書家が書く企画。漢字発祥の国として蒼喬さんには負けられない、的な?
f:id:rivfi:20190903005834j:plain
始皇帝と中国ブースの写真は撮りたかったのでこれで個人的目標はクリアできて満足。


というわけで楽しめた良いイベントでした。上にも書きましたが日本のリアイベの参加経験がないので、帰国したら比較のためにもチャレンジしたいですね。

はてダがさようならということで移行ついでに近況など(あと上海の即売会とか)

長らく眠りについていましたが、タイトル通りはてダがとうとうさようなら、ということで移行くらいはしようかな、と思って久々に開いたら移行機能かけこみでとまってやんの


とりあえずはてブロは作ってたことがあったので機能復旧したらそちらに移行しようかな、と思います。
良い機会なので近況など簡単に書こうかなーと。ついったやハイクとかがあるとそういうのを書いてしまって満足してしまってよくないですね。
何してるかというと今は仕事の都合で上海にいます。それこそここに書くネタとかいっぱいあろうにもったいなかったかも。
海外とはいえ良い時代になったもので配信サイトや電子書籍で日本のアニメ、漫画とかはオフィシャルな経路で結構見れていてそれほど不便していない感じ。
むしろ、ビリビリ動画での配信なんかは東京キー局放送に合わせて更新されるので関西に住んでいたころより早いであろうタイミングで最新話が見れることもあったり。
少し前になりますがポプテピピックなんかはビリビリで配信されていたので中国のアニメファンの反応がコメントでうかがい知れてそれはそれで楽しかったりもしました。


先週はちょうどCOMICUP SPという同人イベントが行われたので参加していました。せっかくこちらにいるのでいわゆるオタクイベント関連参加できるだけ参加しておきたいな、という感じです。
中国のそういうイベントで言うとCOMICUPというのが5月と12月にあって規模としてもまさに中国版コミケという感じみたいでそちらにも参加しましたが、日本のイベントにも引けを取らないと思う(インテというかスーパーコミックシティには何回か参加してるけど肝心のコミケ行ったことないので安易に比較できない)
このCOMICUPSPは名前の通りその番外編みたいな感じで毎年夏に規模感でいうとコミケットSPみたいな感じで行われてるみたい。地方の中小規模即売会みたいな感じでちょっとホーム感がありました。
 
会場で配ってたカタログがフルカラーで驚いたり、入場チケット電子版があってスマホに表示したQRコードで入場したりで面白い

これは去年の12月のマップの一部だけど日本コンテンツだとFGOとかヒロアカが強い感じ。
どうしても二次創作系の写真撮るの良いのかなってなっちゃって貼ってないけどブース回ってる感じは日本とほんとかわんない。
ただ同人誌で漫画を描くよりはイラスト集が多いのがこちらの二次創作の傾向かなーっていうのはあります。コスプレとかは日本と変わんないというか参加者層が若い分敷居が低いのがよく見るかも。
下のはビリビリ公式(中国版配信元はビリビリ)のレイヤーさんだけど、日本と職業意識が違うので普通に自分用の自撮り確認しあっていて、不意打ちの攻撃をやめろとなったやつです。


そんな感じでなんとかやってるし、松本理がどうとか色々追いたいこととかもあるのではてブロ移行はしっかりやりたいところ。
ではでは。

『血界戦線 & BEYOND』に松本理恵が残したもの

注 この記事は血界アニメ二期の感想エントリではありません。タイトル通り松本監督ファンの勝手な妄想を煮凝めたものです。


というわけで『血界戦線 & BEYOND』の放送も終わりまして、巧いことブラックの登場シーンを作って動機に繋げて一期の話があった前提で妖眼幻視行をやったらどうするかという形に綺麗に繋げてくれていて一期のファンでもある自分は嬉しかったです。
ある意味で原作のこのエピソードはヘルサレムズロットという街でレオがどの様に過ごしどの様に絆を紡いできたかを示すお話でもあったかと思っているのでそういう意味でも絶望王の件があったのならばそれがどこかで絡んでくるのは自然なことでもあるのかな、と。


ただ、仮に、仮にですよ、単なる妄想ですけど、松本理恵がこの話をアニメ化していたとするならば果たしてブラック、ホワイトを入れ込んできたかというと実は結構微妙じゃないか、と思ってしまうんですね。
そりゃ色々あったなかで明確に一期のお話と地続きであることを示してくれるのは嬉しいことではあるんだけども、尺という松本監督の天敵を相手にしたときに、(一応)本人をして描ききったと言ったとされる一期の話を無理に持ち出して来るかと言ったらそうじゃない気がするんですよ。
アニメオリジナルキャラクターである、ホワイト、ブラックというのは血界戦線という作品においてもうひとつのレオ、ミシェーラの姿でもあり、松本監督が思う『トライガン』の意匠でもあった。抗えない事象に大切な人とぶつかった時、その後、どうするのか。
その答えとして「光に向かって一歩でも進もうとしている限り」希望がある、ただそれはめちゃくちゃしんどいというのをクラウスもレオも私たちも知っている、でもそれでも生きていく、というのが血界戦線というお話だと思うのです。
そしてその中でレオナルド・ウォッチという人物がどういったキャラクターであり、加えてレオ、ミシェーラの兄妹がどう行動するかというのが妖眼幻視行というお話の肝であって、そこに敢えて(描ききったと言わしめるような)既にどの様に生きていくか選択を終えたブラック、ホワイト兄妹を挿入する必要はない様に思うのです。
そして、レオはずっと敗北し続けずに立ち続けているからこそ、もう一度何らかの形でクラウスは彼に自分の印象を語らせてしまうのも自然だと思うのです。


なぜその様に思ってしまうかというと理由があって、松本監督はアニメ一期のラストシークエンスの一幕、ミシェーラが湖を見ているシーンでこっそりトビーを写りこませているんですよね。
今回、アニメとしてこのエピソードを見て誰かに連れてきて貰わないと見ることができない、というやり取りが原作よりも印象深く自分には思えたんですが、これは確実に一期の時にこれを仕込んでいたからだと思います。
この追加があるからこそ二期をやる意志を感じられたし、ミシェーラが大事に思い、思われてる人がいることが分かる。あの数秒で、セリフなしで。
これはすごいことだと思う。
それだけミシェーラのことも掘り下げるつもりだっただろう*1し、二期も作りたかっただろうな、というのを勝手に想像してしまっていたのですよ。そういう意味でEDで世界観を統括してくれていたのは救われた気分になりました。
巨人回なんかは巨大感の演出の意図が明らかにEdと本編のそれと違って見たかったなあと思ったりもしたんですが、湖に来て云々のシーンをしっかり二期で時間をとって作劇出来たのはあの一期最後の数秒があってこそだなぁ、と。
やはり関わってくれていて良いものを見せてくれてありがたいなあと思った訳です。
ほんの短い、些細な画で、お話の印象を決める、松本監督、あなたはすごいです。


ひとまず今回はあなたの作る血界戦線を見ることはできなかったけれども次の作品をとても楽しみに待っています。

*1:多分、松本監督ならブラックジョークは全部残したような気がする

『血界戦線 & BEYOND』EDに寄せて 二年の半歩分


おっかなびっくり一話を見ていた『血界戦線 & BEYOND』。
監督が変わって少し不安を感じつつ見ていて、思ったよりも一期の時から雰囲気が変わらずできていて、
原作も好きだから安心しつつも、どうしてもテンポ感とか雰囲気の違いを寂しく感じてしまったりしていて。
元々二期発表あった時からちょっとだけ期待と大きく願望はあったんですよね。



だって事前に今回の主題歌の曲が公式ついったとかで出てきたときどうしても思ったでしょう!
これ曲に合わせてアニメ画面つくってくるの絶対めちゃくちゃ難度高いよって!!
でもだからこそ思ったのです。これを松本理恵が料理してきたものを見たいって。
絶対すごいものを出してくるって。


自分は松本理恵という演出家の画面のリズム感や刻み方がめちゃくちゃ好きで、
今でも初めて見た『映画ハートキャッチプリキュア!花の都でファッションショー…ですか!?』のOPが流れている時の感覚が忘れられません。
あぁすごいものを見てしまっている、というのをあんなにしみじみ思ったのは後にも先にもありません。
そこからできる限り彼女の作品は追いかけて、自分も好きな原作を監督することになって。
そしてとても良いものを作ってくれた。
しばらく作品を出すことがなかったようだけど、次が見られれば嬉しいと思っていました。
待った甲斐があったものが出てきてくれました。


曲のリズムにしっかり合わせて画面情報を刻んできて、心地よい。
おそらくこれはプロデュース的な面でしょうけど、EDの中に今回やるであろう原作の話の要素を散りばめて松本監督が統括することで一期から地続きの空気をフォローする意味合いも多少あるんじゃないかとか、
ついでに血界戦線はレオたちの話だけではなくてヘルサレムズ・ロットという街の話だよというのをしれっと示す。*1
で、おそらくお遊びとして同時期の同じく二期目の作品である六つ子の原作(くん)のパロディ入れて負けないよ、みたいな
これが見れて良かったなあと。やっぱり自分はこの人の作るアニメが好きなんですよ。



今回の血界EDに入るまでのカメラの動きでスティーブンの横にしれっと写真があるんですけど
これ劇中は元ネタ通りLOVEなんですけどここでHOPEに変わってるんですよね。
愛から希望へ。
約二年(レストラン回OVAはあるけれど)の間があって松本監督の次への半歩。
しかと見ました。次の一歩もまた信じて待ちます。ありがとうございます。

*1:そしてヘルサレムズ・ロットはホワイトでもある

とても楽しみではあるのだけれど


だからこそ
和月先生は安易な「ファンサービス」に気を取られないでほしい
たとえばあそこでその見せ場は必要だったろうか
もしかしたら今後描く機会がないやもしれぬ火産霊神はまだ理解できる
でも今回のは違うと思う
もっと自分の描いた物語とキャラクターを信じてほしい
せっかく話を閉じるに当たって作った設定もある、自らの幸せの価値を知った経緯もある、
あそこでその見せ場を作らなくても納得のできるキャラクターの核が既にある


今回でいえば禁じているからこそ、解禁された時の大きなカタルシスというものもあったと思う
これからをとても楽しみにしているからこそ
直近の反応を気にするのでなく自分の作る作品を信じて描いてほしい
とめちゃくちゃ勝手なことを思いました